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元旅行会社勤務の視点から、偏食ありの子連れ旅や親を連れての介護旅を快適な旅行にできるような情報提供していきます。

子供とケアンズ旅行⑥オーストラリアETAをスマホで申請(2023年)

ホテルが決まったので、ETAを取得します。

ETAとはElectronic Travel Authorityの略で電子渡航許可のことです。3か月以内で、かつオーストラリア政府移民局が認めた国(日本含む)ではETA(ETAS)を取得すれば入国が許可されます。オーストラリア旅行で必ず必要なものです。

取得方法は、コロナ前はwebか旅行会社(査証取得代理店)で簡単に取得できました…!?が…、2023年現在はどうなのでしょうか?

webでETASと検索して、手続きをしようと思ったら…

驚いたことに、日本語版のweb申請画面で「ETAS申請一時停止のお知らせ」が出ていました!では、どうやって取得したらいいのだろう?

取得方法が変わっているようなので、在日オーストラリア大使館のHPで確認をするとオーストラリアETAアプリをダウンロードしてそちらから申請してください現時点では旅行会社や航空会社を通してETAを申請することはできませんと記載されていました。2023年現在

 

ということで、自分自身でAustraliaETAのアプリをスマホにダウンロードして申請し、ETAを取得します。

 

<ETAを取得した感想>

入力は全て英語でした。一字一句間違えられないので、とっても緊張して打ち込みました。二人分で30分以上はかかりました。

申請すると、すぐに許可のメールが戻ってきて取得することができました。しかし直前ではなく、余裕をもって申請したほうがよいと思います。ちなみに私は渡航する2週間くらい前に申請手続きをしました。

 

<それでは、ETA申請手順をご紹介します※長いです※> 

※下記は2023年に子供との旅行で申請した我が家のケースです

(尚、申請した時の記憶をもとに手順の説明をしています。アプリの使用方法やETAに関する質問などはお答えしかねます。ご了承ください。恐れ入りますが、在日オーストラリア大使館までお問い合わせください。)

①まずパスポートが帰国時まで有効かどうか再度確認。スマホ、パスポート、クレジットカード、ホテルの正式名と住所、電話番号を手元に置く。写真も撮るので、無背景な場所を探しておく。

オーストラリアETAアプリインストール

③ETA申請可能な国のパスポート 日本なので「Next

ETA申請についての説明 「Agree

⑤ETAアプリへのパスワード6桁設定する

⑥確認のためもう一度パスワード6桁を入力

⑦旅行会社のひとですか? 「No」「Next

⑧スタートボタン 「+New ETA

⑨ETAアプリ利用同意 「Agree

⑩パスポートをスキャンし、顔写真を撮り、質問に答えることに対しての説明

 「Start

⑪イラスト通り平らなところにパスポートを置き

Scan Passport

⑫オーストラリアETAがカメラへのアクセスを求めています 「OK

緑色の枠内におさめる。

⑬チップの読み込み。パスポートとスマホをくっつけるように読み込む

Read passport chip

※ここが予想以上に時間がかかりました。チップを読み込んでいるんですよね。子供にやってもらったら、すぐに反応。コツがいるみたいです。読み込んでいる間はスマホは動かさない。

⑭読み込んだパスポート情報が表示されるので内容を確認 「Confirm

⑮顔写真を撮影 目をつぶらないで無背景で。 「Take Photo

枠内に顔をおさめる。

⑯JAPANのパスポート 「Next

※ご注意※この画面で出てくるadd another passportは同行者情報を入れる場所ではないです。

⑰VISAを持っているか?持っていないや初入国 「Next

⑱申請者の個人情報 出生国 Japan 他に名前を持っているか? 

結婚で姓がかわったので私は「Yes」を選択

・子供の申請では「No」を選択

 「Next

⑲他の名前があるか 

結婚で姓がかわったので私は「Yes」を選択したので「旧姓の苗字と名前」「性別」「marriage」

Save」「Next

⑳現住所を手入力する(今住んでいる住所)

Entre address manually

㉑streetaddress 「番地」

 city/town 「町名、市名」

 state 「都道府県」

 Zip/postcode 「郵便番号」

 Country 「JAPAN」

自分の住所を入力したら 「Save address

㉒入力した住所が表示され、それを確認する

 携帯電話番号 を入力 「Next

㉓自分のメールアドレスを入力

 ※ここに認証確認メールや審査後の許可書類が届きます。確認しやすいアドレスを選んでください。

   「Verify email

㉔㉓で入力したメールを開いて確認し、届いている6桁の認証番号を入力

Done

㉕登録したメールアドレスが表示される

認証されると ✔ This email has been verifed

と表示されている。

Next

㉕ここまで登録した情報が表示されるので確認する

 写真 名前 生年月日 出生国 JAPANのパスポート 有効期限

 (別のパスポートがなければ真ん中の欄は空欄)

 現住所 携帯番号 メールアドレス

Confirm and save profile

㉖観光なので Tourist 選択

 申請者本人なので yes  選択

 申請しているのは JAPAN

Next

㉗ETAがきれた場合は不法滞在になることを理解している

 ✔ をいれ 「Next

㉘有罪になったことはあるか 「No」「Next

家庭内暴力などで有罪になったことあるか 「No」 

 裁判所などから指示命令があるか 「No

 「Next

㉚オーストラリアでの滞在先

I know the address 選択

ホテルの住所、電話番号、ホテル名を入力 「Next

㉛申請内容が表示される 確認し 「Next

㉜この申請者の申請料を払う(申請者が表示されている)

 ※ここで同行者の子供の申請情報に移ります。「Next」の上にあるadd another application

 をタップし、上記大人と同様に子供の申請登録をしていく

 全て登録すると、またこの画面にたどり着く。同行者の子供の情報も入った画面になっている。

 確認し、「Next

㉝支払い 金額が表示 一人につきAUD$20

○○ペイ または クレジットカードを選択

支払いを完了する。※私はクレジットカードを選択しました。

㉞Application received の表示 12時間以内に届くそうです。

㉟審査終了後、登録メールアドレスに申請結果が送信される。

メールにPDFがついていて、その書類が

Granted」であれば、問題なし。

 

 

自分の分と子供の分のPDFの書類を確認。

 「Granted」になっています。

これでETA取得できました。

 

この書類は念のためプリントアウトして旅行に持参しました。アプリが入っているスマホも持っていきました。(アプリを開くと、ETAが取得できている画面が表示されます。)

しかし、今回の旅行で一度も提示を求められることはなかったです。

 

次回は現地ツアーの予約のお話です。