子供は初海外。私は子育て中に有効期限が切れてしまった。
ということで、子供と海外旅行に行く決心をして、まずはパスポートの申請をしました。
子供のパスポート申請について気付いた点など含めながら
- 大人のパスポートの申請と違う点
- 一般旅券発給申請書の作成(初めての申請、日本籍、親が代理申請)
- 必要な書類
- 申請と受領方法
を説明していきます。
1.大人のパスポートの申請と違う点
- 子供(18歳未満)のパスポートは5年パスポートのみです。(子供は成長で写真の顔の変化が大きいからでしょう。)
- 手数料は12歳未満は6000円、12歳以上は11,000円です。(11歳までに取得がお得?!)※注意点は「年齢計算に関する法律」で誕生日の前日に1歳加算されるということで、12回目の誕生日の前々日までに申請を行った場合が6000円です。また、5年以内にパスポートを申請して受け取らなかった場合には、今回の申請が12歳未満でも12,000円になるとのことです。
- 裏面の「法定代理人署名」に親権者の署名が必要です。
2.一般旅券発給申請書 の作成
ーー表面ーー
①写真:6か月以内に撮影。45mm×35mmふちなし頭頂から顎までが34mm±2mm。正面、無帽、無背景。影があってはいけない。カラーでも白黒でも可。裏面に氏名を記載。貼り付けないで持参。
→方法は3つ。1:写真館でパスポート用を撮ってもらう(2000円くらい)
2:店先にある証明写真機で撮る(800円から1000円くらい)
3:自宅の無背景の場所で規定の通り撮る。(専用アプリ)
うちの場合は2の近所の店前にある証明写真機にしてみました。パスポート用を選択して、椅子を動かして、ラインの中に顔が入るように親が調節。「顎引いて」「このまま。笑わないよ。動かないよ。」と言いながら、カーテンを閉めて撮影が終わったら、「これでいいですか?」のような画像が出てきて、よければ印刷、よくなければ撮り直し。画像確認したうえで印刷できたのがよかったです。カーテンを閉めた瞬間「ギャー」となると思いきや、意外と子供は楽しんで撮影していました。
数年前はパスポート写真撮影のアプリはこんなになかったですね。更新の時には、トライしてみようと思います。
②氏名 ヘボン式ローマ字大文字で記入
非ヘボン式が認められる例も多数あります(外国式読み方や二重国籍など)。日本国籍のお子様で多いのは長音の挿入です。例えば、ゆうこさん。
上履き入れなどの持ち物の名前表記を「YUUKO」で統一していた場合、パスポートで「YUKO」になると違和感を覚えるかもしれません。長音のH、O、Uの挿入など希望する場合にはお近くのパスポート電話案内センターに電話してください。我が家はOが入る長音の名前でしたが、特にこだわりはなく、ヘボン式で記入しました。
③所持者自署
子供がまだ字が書けない場合は、親権者が記入し、点線の下に 「親の氏名(関係)代筆」と記入します。
自署はローマ字、漢字、ひらがな自由です。
我が家は外国などで盗難された場合に漢字のほうがセキュリティーが高いかな?との考えで漢字で記入させました。ちなみに、出入国の書類にもこの自署と同様の自署をします。子供なので5年のうちに字がとても上手になることもあります。その辺は今回の旅行では特に問題はありませんでした。ひらがなの自署であることを忘れて成長して漢字でうっかり記入してしまうと、出入国で止められるかも…
④性別 どちらかを☑
⑤生年月日 該当する年号を☑ 数字で生年月日いれる(西暦ではない!!)
⑥本籍
⑦初めての申請ならば ない☑
⑧現住所 住民票記載の住所
⑨日本国内緊急連絡先 祖父祖母兄弟姉妹などの連絡先でよいと思います。
⑩刑罰等関係欄 いいえ☑
⑪外国籍の有無 いいえ☑
ーー裏面ーー
⑫出発予定日 決まってない場合は未定
⑬滞在期間 3か月未満☑ ※3か月以上の場合は在留届が必要です
⑭ヘボン式によらないローマ字表記および別名併記を希望する場合に記入
⑮申請年月日
⑯法定代理人(親権者等)の署名
⑰申請書類等提出委任申出書 記入なし
申請は代理人でもできます。その場合はこの欄に記入が必要ですが、18歳未満の申請を法定代理人(親権者等)が代理申請する場合は、この欄への記入の必要はありません。
3.必要な書類
・一般旅券発給申請書
・戸籍謄本 6か月以内発行。
同一戸籍内の二人以上が同時に申請する場合は1通でよいとのことで、我が家は1通で親の申請と子供の申請ができました。
・本人確認書類 コピー不可。1点、または2点
子供が取得している書類にしぼって紹介すると、
1点:マイナンバーカード
2点:健康保険証と母子手帳(または写真付き学生証)
※もし保険証を持っていなければ親権者の運転免許証でもよいそう
我が家の場合はマイナンバーカードを取得していたので、それ1枚だけで本人確認OKでした。
4.申請と受領方法
申請は代理申請可能ですが、我が家は社会勉強も兼ねて、パスポートセンターへ行って申請しました(各都道府県でお時間や曜日の指定があると思いますのでご確認ください。特に12歳の誕生日が近い方はご注意ください)
受け取りは旅券引換書をもって必ず本人がいかなければなりません。どんなに小さなお子様でも行く必要があります。申請をした同じパスポートセンターに行きます。パスポートセンター内に「収入印紙手数料取り扱い窓口」があるので、そこで旅券引換書通りに現金で支払います。発行日から6か月以内に受領します。(しなかった場合は失効してしまい未交付失効になってしまいます。次回5年以内に申請した時に6000円の手数料が追加されます)
我が家はコロナが始まりかけた時に申請し、受け取り時には学校の休校が始まっていました。学校が終了しているであろう時間や曜日でも子供が外出していることがいけないことのような…でも、本人のみ受け取りなので、緊急事態宣言が始まる前に受け取りに行きました。
そして、パスポートを取得してコロナが5類に移行するまでパスポートを利用することはありませんでした。でも有効期限内に使うことができてよかった。
ところで、最近はパスポート申請がオンラインでできるそうですね!?
調べたところ、2023年現在は、有効期限1年をきった更新申請(切り替え申請)のみマイナポータルで全国で可能とのことでした。一部の地域で新規申請(初めての申請・期限切れたあとの申請)も行っているけれど全国では行っていないとのこと。初めての申請で必要な戸籍謄本を現金書留で送らなければならないとか。次のパスポートの更新はオンラインでやってみようと思います。
15歳未満のオンライン申請は親権者等の法定代理人がマイナポータルで代理提出により代理申請になります。
以上、パスポート取得でした!!
次はFIT旅行にするか?パックツアーにするか?です。