バリアフリートラベル

元旅行会社勤務の視点から、偏食ありの子連れ旅や親を連れての介護旅を快適な旅行にできるような情報提供していきます。

子供と海外旅行準備①行先を決める

独身時代は自由気ままに旅行していた私だけれど、「子供を連れて」となると、さすがに身構えてしまいます。

 

でも、英語は小学校の授業で必修化となるし、子供時代に海外を見る経験も必要!と一念発起し、「子供を連れて海外に行くぞ!」と清水の舞台から飛び降りる気持ちで決心しました。

 

さて、どこに行こう?

韓国は個人的に友人が多く、韓国語も少々できるので子連れで困ることはない。飛行時間も短い。ただし、問題は我が子がとっても偏食なこと。食卓で大人がキムチを食べているとすっ飛んで逃げることもあり、韓国でせっかくのおいしいキムチを食べられないのは個人的に無理!!ということで却下しました。

また、「小学校の英語授業対策」としての旅行、「日本から無理のない飛行時間」の条件で考えるとフィリピン、シンガポール、オーストラリアあたりでしょうか。(グアムサイパンはもしかすると英語を使わずにすごせてしまう。ハワイは飛行距離や時差がきつい。)

 

まず、フィリピンはエジプト航空の経由として降りたことがあるくらいで、全く土地勘がない。シンガポールケニアに行った時の経由として降りたことがあるくらいでこちらも土地勘がない。そして一番の問題は、我が子が野菜や香辛料が苦手なので、食べられるものがないのではないか?ということから却下しました。

最後に残ったのがオーストラリア。

  • 時差が1時間で子供の体に負担が少ない。
  • 飛行時間はケアンズ片道7時間半。耐えられるぎりぎりかな。
  • 西オーストラリアに行ったことがある。自然がすばらしく刺激を受けた。
  • ケアンズは行ったことはないが、旅行会社で働いていた時代にケアンズ旅行の手配をたくさんした。なじみがある。日本語スタッフも多い。
  • 英語圏である。
  • 子連れでも安心して街ブラできる治安。
  • ホテルや観光地などのトイレや施設の使い勝手や清潔さ安全さ。
  • 海があり山がある。子供も大人も楽しめそうなアクティビティ。
  • 食料は持ち込みの検疫規制が厳しい。しかしケアンズに大きなスーパーがあり現地調達ができそうだ。キッチン付きの宿泊施設もあるので、現地調達の食材で調理することもできる。日本食レストランもある。オージービーフは日本でも食べ慣れている。パンケーキ屋やマクドナルドがある。
  • ケアンズ直行便のジェットスター機内食を自分であらかじめ指定できる。または機内食なしもできる。食べ物も機内に持ち込める。

ケアンズなら、偏食ありの子連れでも海外旅行を楽しめるのではないかな?

 

子供に相談してみると

すんなり「いいよ」とのこと。マクドナルドとオージービーフに安心感があったみたいです。

 

これで行先が決まりました。次はパスポートの申請です。