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元旅行会社勤務の視点から、偏食ありの子連れ旅や親を連れての介護旅を快適な旅行にできるような情報提供していきます。

介護のおでかけにおすすめ!殿ヶ谷戸庭園(国分寺)

殿ヶ谷戸庭園とは

東京都国分寺市にある東京都公園協会が管理する庭園です。

小規模な庭園で散歩するにはちょうどよい大きさです。

施設の詳細は以下のHP参照ください。

www.tokyo-park.or.j

 

殿ヶ谷戸庭園が介護旅におすすめな点

さて、本題です。おすすめな点をあげていきます。

  • 小規模なので、短時間の散歩で十分楽しめる。(具体的には滞在時間は約20分)
  • ところどころにベンチがある。
  • 65歳以上は半額以下(他に手帳をお持ちの方は無料)
  • メインの庭園と紅葉亭は車いす通行可のルートがある。
  • 駅から徒歩2分。
  • 駐車場はないが、駅南口に「セレオ国分寺」の駐車場がある。(60分400円、2000円以上の買い上げで1時間無料)

※おすすめではない点はあまり見当たりませんが、しいて言えば

石畳やジャリが歩きにくいかも。竹林までみると高低差があり階段が多い。花がメインの庭園ではないので、華やかではない。ペットを連れていけない。

などです。

では、具体的に庭園の見どころを紹介をしていきます。

 

殿ヶ谷戸庭園の見どころ

すばり、紅葉です。

毎年11月下旬から12月上旬が紅葉の時期で、美しい景色が楽しめます。

外国の方が写真を撮っている姿をよく見受けます。まさにクールジャパン!な風景です。

殿ヶ谷戸庭園の紅葉

もみじって日本だと住宅街やそこかしこにありますので、普段も見れますし、特別感がありません。

でも、この庭園のもみじはとても洗練されていると思います。入場券を払って見る価値はあります。

入場券を購入して細い入口を入ると、ドンと目の前に真っ赤なもみじ達が視界に入り、お出迎えしてくれます。

イチョウの木もとても気品があります。

殿ヶ谷戸庭園の銀杏

これらの紅葉を楽しみながら道を進むと、下り階段があり、竹林へ続きます。

段差が厳しい方はメインの紅葉を見たら左の本館サービスセンター方向に進み、紅葉亭からもみじを見てください。

殿ヶ谷戸庭園 竹林

竹林を進むと、段差を上り、池の横の段差を上り、紅葉亭になります。段差は土や石を使った庭園ならではの自然素材の段差です。

池の横の道幅は歩くには十分ですが、「怖い」と言っていたので手をとって歩きました。二人には道幅が狭い感じです。

殿ヶ谷戸庭園 紅葉亭からの眺め

紅葉亭に上る道は、他にもあります。バリアフリーな本館サービスセンターからの道。

湧き水のところを見ながら登る道。池の景色を楽しみながら登る道などあります。

紅葉亭では座る場所が多数あり、ゆっくり休むことができます。

池に移る赤い紅葉と目の前の紅葉。両方楽しめる景色となっています。

 

※5月上旬の藤棚や9月の萩のトンネルも見どころです。

またウメや、ロウバイなどところどころに旬の花木があり、オールシーズン楽しむことができます。

 

今回の我が家の率直な感想

この数年、毎年紅葉の時期に介護旅で来ています。

昨年に比べて、今年は段差が少しきつそうでしたので、来年は紅葉亭だけにしようかな…と迷っています。

また、以前は「連れてきてくれて申し訳ない」ようなことを言っていたので、景色を楽しめたと思うのですが、今年は楽しそうに見えなかったです。😥段差で疲れたかな?お昼ご飯にお弁当を買って家で食べましたが、あまり食べなかったです。

私自身のモチベーションがさがってしまいましたが、景色を見たこと、段差をのぼりきったことは本人の脳へのよい刺激があったと思うので、長い目で見て判断したいと思います。