バリアフリートラベル

元旅行会社勤務の視点から、偏食ありの子連れ旅や親を連れての介護旅を快適な旅行にできるような情報提供していきます。

介護旅・お出かけについて(はじめに)

現在「要介護1,2」の家族を2名介護しています。

それぞれ症状は違います。

車いすではないのですが、歩けるのはだいたい15分くらいまで。

正座は厳しいです。

食事は咀嚼が難しくなってきているかな…?と思う時もありますが普通の白米でなんとか大丈夫な状況です。食事量は減ってきています。

認知症あります。徘徊はないので、留守番はできます。

持病ありです。

温泉には無関心です。花には関心があるようです。旅行を喜んでいるのかは分かりません。短時間のお出かけは好きなようです。また昔行ったことのあるところでは表情が和らぎます。

 

一人はまだ独居できていますが、一人はドクターから同居をすすめられ、呼び寄せて3年ほどです。

 

ちょうどコロナの時期と重なり、ステイホームでしたので旅行はせずに過ごしました。

しかし、コロナが明け、家族旅行をしようとすると、段差や歩く距離、食事を考えてプランを組まなくてはなりません。

しかも、子供は偏食があるので、なるべくビュッフェでないといけません。

子供はアクティブに動き回りたい年齢です。いろんな経験もさせてあげたい。旅先でも目を離せる年齢ですが、まだまだ子供です。

家族旅行に行くとなると、複合的な視点から安全を第一優先で決めなければなりません。

 

最近ショートステイも利用できるようになりました。

迎えに行くと「家に帰れるのね!帰っていいのね!」と目を輝かせます。

 

その様子を見ると、ショートステイに預けて、旅行に行くことに後ろめたさを感じてしまいます。

しかし、滞在中の様子をスタッフさんに聞くとまんざらでもないような…それなりに楽しんでいるような…かえって週末に家にいると孤立感を深めて、色々と訴えてくることもあるので、どちらが正解なのか?分かりません。

 

恐らく正解はないと思うので、ショートステイでゆっくりと過ごすもよし!たまには一緒に家族旅行するもよし!どちらもよし!の方針でしばらくやっていく予定です。

 

ということで、お出かけした時の経験が、同じような立場の方にも役立つように書き留めたいと思います。